着火遅延を使うと、火から離れた場所でデクの棒を取り出しても棒に火をつけることができるようになる。通常デクの棒が使える場所であればどこでも利用することができる。
剣の接触判定を燭台の炎の部分に残留させることでこの技は発動する。「炎の効果を保存して持ち歩いている」ように見えるため Flame Storage(フレイムストレージ)と呼ばれているが、ゲーム内部的な観点からすればそのような仕組みで発動するバグ技ではない。実際にはデクの棒を取り出すと、その直後にデクの棒の接触判定が炎のグラフィックに接しているかどうかの判定が行われ、接していればデクの棒に火がつくという仕組みを利用したバグ技である。ここで判定に使われる接触判定は実際にはデクの棒のものでなくても問題ないため、剣の接触判定が炎の中に残っていればデクの棒に火が付くということになる。
このことからわかるように、炎がロードされない位置まで離れてしまうとデクの棒を出しても火をつけることができなくなってしまう。しかし炎が読み込まれる場所まで戻れば再び棒に火が付くようになる。剣を振ったりエリア切り替えをすると接触判定がリセットされるため、着火遅延状態が解除される。
着火遅延を発動させるには剣の接触判定を燭台に残す必要があり、現在 2 つの方法が見つかっている。
成功したら燭台から離れてよい。この後デクの棒を使用すると棒に火が付く。